- 緑内障とは、徐々に視野が欠けてくる病気です。
- 初期に症状を感じることはなく、末期まで自覚症状はありません。
- 今までは視野検査が必須でしたが、最新の検査機器である「OCT(光干渉断層計)」では、視野検査ではわからない、ごく初期の緑内障の早期発見ができます。
- 当クリニックでは、OCT(光干渉断層計)」の中でも最新鋭の機器を導入しております。
画期的な医療の進歩を皆様に還元できるよう、診療に取り組んでおります。
緑内障や網膜疾患、何か気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
緑内障ってどんな病気?
- ほとんどの場合、最初の段階では全く自覚症状はありません。
- 進行してくるにつれて視野が欠けてきたり視力が落ちてきたりしてきます。
- 緑内障の中には眼圧が著しく上昇するタイプがあり、一時的な目のかすみ、まぶしさ、頭痛、吐気、眼痛などを自覚することがあります。
- 緑内障の多くは、原因が不明です。
- 眼圧の物理的な圧迫と視神経乳頭部の血流異常、最近では遺伝子異常も報告されています。
検査方法
- 当クリニックでは、眼底のMRIともいえる最新の検査機器 「OCT(光干渉断層計)」 を導入しております。三次元画像解析装置を用いて視神経乳頭や網膜の神経線維の厚みを測ることにより、緑内障をより適確に診断することができます。
- アゴと額を固定して機械の中をのぞくだけの簡単な検査です。 検査時間は片眼30秒程です。
【眼圧検査】
眼圧の高さを計ります。 アゴと額を固定して機械の中をのぞき、機械から空気が一瞬飛び出ます。 空気が当たる感覚はありますが、痛くはありません。
【隅角検査】
角膜保護剤をのせた医療用コンタクトレンズ(隅角鏡)を眼に接触させ、隅角の状態を細隙灯顕微鏡によって観察します。
【視野検査】
見える範囲の検査や網膜の光の感度を検査できます。 アゴと額を固定して機械の中をのぞき、光が見えたら手元のボタンを押していただきます。 片眼10分~15分です。
治療方法
- 一般的な治療は眼圧をコントロールすることにあります。
- 点眼薬を使います。
点眼薬を使用し、日常の平均眼圧よりおよそ20~30%ほど眼圧を下げます。 視神経乳頭への圧付加の軽減し、血流異常改善により視神経の保護を期待します。 - 緑内障の進行の程度や緑内障のタイプにより内服薬、レーザー手術、外科手術等の点眼以外の治療が必要になる事があります。